盲腸の治療と費用
盲腸の治療方法には腹腔鏡手術と開腹手術がありますが、治療期間が短いのは腹腔鏡手術で、5日程度の入院ですむケースが多いですが、開腹手術になりますとメスを入れる範囲が広くなりますから、2週間程度の入院になることもあります。
盲腸の治療のための入院期間は症状の度合いや回復度にも左右されますが、開腹手術を行っても1週間未満の入院ですむ場合が多いです。
盲腸の治療費用は3割負担で、7万円〜20万円程度となっておりますが、麻酔の方法によっても金額が異なり、部分麻酔よりも全身麻酔のほうが高くなりますし、健康保険に未加入であれば10割負担になりますので、30万円は軽く超えてしまう場合があります。
盲腸の治療方法は、医師によって変わることがありますが、抗菌薬を使用して散らす方法は、メスを入れませんので患者の身体への負担は軽いのが特徴ですが、早期の症状にしか対応できませんので、ある程度重症化していますと手術で治療したほうが術後の状態は安定します。
盲腸の治療は現在では腹腔鏡手術が発達して、切開範囲を1.5cm程度まで抑えることが可能ですので、5cm程度メスを入れる開腹手術よりも患者への負担は軽く、入院期間も短くなりますが、炎症・癒着が著しいケースでは、腹腔鏡手術では対応できないことが多いため、開腹手術で治療を進めていくのが一般的です。
盲腸の治療時間は、開腹手術の場合は1時間以内で終わることが多いですが、腹腔鏡下手術は1時間30分程度かかることもあります。し、一般的には腹腔鏡下手術はカンタンな手術だと認識されていますが、患者への負担が軽いだけであり、手術時間は長く、費用も少し高くなる傾向があります。
盲腸の治療で手術以外の方法では抗生物質を使用する場合があり、内服薬を飲んで様子を見ますし、点滴で液剤を注入する場合はより効果は高くなりますが、抗生物質で散らす方法の場合、再発する確率が高くなりますので、手術を選ばれる方は多いです。
盲腸の治療には抗生物質を投与して散らす方法もありますが、確実性においては手術のほうが勝っています。