盲腸の症状と下痢
盲腸の症状と下痢についてですが、盲腸の初期症状は、みぞおちの痛みがあり、やがて痛みは右下腹部におりていき、発熱・食欲不振・嘔吐などを伴い、症状は人によって異なり、左下腹部が痛いように感じる場合もありすし、食欲は現状維持で、吐き気が生じない方もおりますが、炎症という特性上から、発熱は必ずあると考えていいです。
盲腸の症状で下痢は、通常は起こりませんが、下痢を伴う腹痛の場合は、盲腸以外の可能性が高いと言えますし、大腸炎、急性腸炎により、下痢が生じることもありますし、腹痛はさまざまな病気に見られる症状ですが、盲腸の場合は相当激しい痛みとなるのが普通ですので、どんどん痛みが増幅していきますので、正常な状態ではないと気づかれる場合が多いです。
盲腸の症状は、すべての方に同じ症状が出るわけではなく、痛みがそれほど強くならない場合もあり、特に高齢者の場合は痛みを感じにくくなっているため、より注意しなくてはいけませんし、お子さんの場合は、症状をうまく伝えることができないことが多く、そのまま放置しておいて重症化させるケースもあります。
盲腸の症状には通常は下痢が生じることはありませんが、胃腸が不健康な状態であれば、一般的な腹痛の症状と重なることもありますが、腹痛などがある場合は、発熱・食欲不振・嘔吐などの症状で見極めていくことになりますし、盲腸の痛みは非常に激しく「今までに感じたことのない痛み」だと言われる場合も多いです。
盲腸以外で腹痛を伴う病気は数多く、素人が特定の病気を見極めることはできませんが、最終的に盲腸だと判断するのは医療機関ですので、強い腹痛を覚えたときはすぐに検査を受けることをおすすめしますが、一般的な腹痛の場合、痛みに波があるのが特徴であり、一時的に楽になることもありますが、盲腸は急激に痛みが増していくことが多いため、いつもの腹痛と違うと感じたら、すぐに検査を受けるべきで、盲腸を軽視する方は多いですが、腹膜炎が併発すれば死に至る可能性もあります。