盲腸の症状と治療

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盲腸と左下腹部の痛み

盲腸と下腹部の痛みについてですが、盲腸は大腸の一部であり、おヘソから右下(下腹部)にありますので、最初はみぞおちに痛みが生じて、やがて痛みが右下におりていく感覚ですので、お腹全体が痛む場合、または痛みが弱い場合などは、下腹部の痛みを感じとれないこともありますが、「下腹部の左右どちらが痛いか」をよく見極めることが必要です。

 

盲腸と下腹部の痛みで、左腹部に痛みが生じる場合は、すい臓や心臓の病気が原因であることが多いですし、直腸がんや慢性胃炎などが原因となることもあるため、左下腹部に痛みを感じた場合は、盲腸の可能性は低いと言えます。

 

下腹部の痛みは、単なる腹痛であるケースも多いですし、特に異常がなくとも痛くなることはありますので、痛いから病気とは断定できませんが、腹痛には下痢・便秘を伴っているケースが多いため、便通の異常、冷えなどが原因となることがあります。

 

盲腸の痛みは、排便しても治りませんし、発熱・嘔吐など、風邪のような症状も表れますが、風邪薬を飲んだり、横になったりしても改善することはありませんので、いつもの腹痛と異なると感じましたら、医療機関で検査を受けてみることをおすすめしますが、盲腸の可能性は高くはありませんが、万が一ということもありますし、もし盲腸であれば早期発見・治療が効果的ですし、盲腸がんであればなおさらで、盲腸がんの発症率は、大腸がんの100分の1程度ですが、それだけに治癒率も低いのが現状です。

 

左下腹部の痛みの場合は、盲腸の可能性は低いのですが、絶対に違うという保証はありませんし、痛みの感じ方は人によって異なりますので、左下腹部が痛いように感じることもありますし、症状が重度になるほど、右下腹部の痛みが強くなっていきますが、症状が軽い段階ですと判断が難しいケースも多いのです。

 

盲腸の痛みがピークになりますと、歩行するのも困難になるほどで、尿路結石よりは痛みは弱いとはいえ、通常の腹痛よりもはるかに痛いことには違いありませんので、異変に気づかれる場合も多いです。

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